10月20日(土)、東京近郊の「陣馬山(じんばさん)」にみんなで登り、自然を満喫しましょう! というイベントですが、スタッフも山に登ったことがありませんので、「試走」ならぬ「試しに山登りするので、良かったら一緒に来ていただけませんか?」というイベントを開催してみました^^
マラソンは無理でもハイキングはできる
わたしたちラン結びスタッフは、海外マラソンの楽しさを広めたいと思っておりますが、「走るなんて無理無理~!」という方も大勢いらっしゃいます。そんな方にも、まずは外でおしゃべりしたり、体を動かすって楽しいんですよ、ということから知ってもらおう! ということで、弊社の隠れ編集長おっくんを部長に登山部を結成!?今回は、日常それほど運動をしない方にもご参加いただき「試しに山登り」をスタートしました。
陣馬山とは?!
陣馬山は、神奈川県相模原市と東京都八王子市の境に位置する標高855メートルの山です。「関東の富士見百景」「かながわの景勝50選」にも選定されていて、東京からの日帰りも可能です。登山の中ではやさしいレベルでコースも多彩、他の山へ縦走などもできるためなため、初心者やファミリーから上級者まで、たくさんの方がそれぞれのレベルに合わせ楽しめるので、人気の山になっています。
JR藤野駅から頂上へ~栃谷尾根コースで行く~
10:00に藤野駅に集合し、初の試みで、しかも「始めて行きます」というイベントにも関わらず、6名(初対面もいました)も集まってくださいました。早速、登山口へと思いましたが登山口までのバスは出発したばかり。次のバスまで1時間以上・・・。どこかのバスの旅番組のようですが、バスがありません。登山口までは約2キロ!徒歩約30分!歩いて行けるか不安でしたが、普段運動しない方々の了承も得て、2キロなら、と歩いて登山口まで向かうことに。旅の出会いは一期一会!初対面同士でも、目に映る新鮮な景色や自己紹介などお話しながら歩いていくと、登山口はもう目の前。登山の前のちょっとした準備運動にもなり、次のバスより早く到着できたので、歩いて正解でした。さてここから、どのコースで頂上に向かうか?
登山部長の出番です。地図をみんなでのぞき込み、「見晴らしがいい」との文言に惹かれ、栃谷尾根コースに決め、登り始めました。途中まではほとんど舗装された道路だったので、この道で合ってるのかと不安も抱えながら進んでいくと、急に山道に入ります。登山っぽくなってきました!地図もありますが、途中、案内板もあるので迷わず登ることができます。休憩を挟みながらも約2時間の登りで頂上に到着!
頂上でのお昼は格別
頂上で食事ができるか(お店があるか)分からなかったので、皆さんにはお昼ご飯を持参いただきましたが、頂上には「茶屋」がありました。いい匂いに誘われて、持参したおにぎりそっちのけでお蕎麦を頼む方も。頑張って登った頂上での食事はなんておいしいんでしょう。マラソンでいうと、ハーフ地点の給食でしょうか?(ちょっと違う??笑)
下りは「新ハイキングコース」で一気に下る!
陣馬山には多彩なコースがあるため、上り下りを違うルートで楽しめます。私たちも、下りは「新ハイキングコース」を選び、高尾駅までバスで向かうルートを選択しました。この「新ハイキングコース」、距離が短い分急こう配で、ちょっと怖さもありましたが、登山部長の言葉を借りれば、「位置エネルギー」を感じながら、すたこらさっさ~と下っていくのみです。約1時間強でバス停まで降りてくることができました。さすがに、このバス停から高尾駅までは距離があるので、帰りはバスを待ち、高尾駅に到着。解散となりました。登山については初心者でしたが、やっぱり外で体を動かすって気持ちいいし、歩いていると走り出したくなります。ご参加の方にも「楽しい充実した1日だった」と声をかけていただき、登山部一同(ラン結びスタッフ)安心し「試しに山登り会」を終了しました。ただ、翌日筋肉痛、、という感想もありました。
イベントを作るイベント
普通、「イベント」と聞くと、主催者が入念に準備の上、例えば登山であれば、コースなども全て下見済みで、参加される方は、「ついて行く」というものが一般的だと思います。
ただ今回わかったことは、「主催者も現地を知らない」→「参加者は主催者に任せておけない」→「全員が参加者!」→「結果、楽しい!」ということがわかりました。
そのため、「みんなで登山するために、試しに登ってみよー!」と集まったので、本来であれば「本番」があるわけですが、次回も違う場所で「試しに登ってみよー!」というイベントになりそうです^^
初めて登山、雑記事項
■服装
当日(10月下旬)は、天候にも恵まれ暑いくらいでしたが、服は、半そで・長袖・シェルがあると調節ができて良いと思います。また山の天気は変わりやすいので、油断せずレインウェアは持っていきましょう!
■トレッキングシューズ
低登山はマラソンシューズでもいいけれど、足元が悪かったり、水辺があったりするので、足首や水たまりから足を守ってくれるトレッキングシューズがあったほうがよさそうです。
■その他
初心者には、ストックがあるとちょっとでも楽に登れます。また駅周辺に荷物を預ける場所があるか分からないので、登山に必要な荷物だけ持っていったほうが良いと思います。
らん結び、ランナー兼編集。ダイエットをきっかけに走り始め(-15kg)、辞めどきが分からず試しにマラソンに出場したところ、声援に感動しマラソンの楽しさを知る。また、旅行好きなことから海外マラソンに参加したところ、観光ではない世界を走る楽しさに魅了される。笑顔で走って世界に幸せをお届けするのが夢。