人生が加速する!脳を活発にするランニング方法!

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こんにちは!ノゾムです!

ランニングライフ楽しんでますか??

この記事は、ランニングと健康と題して、「ランニングが脳に与える影響」について書いてみたいと思います。

 

ただ走っているだけでは、「とりこぼし」がたくさん!

「一流の頭脳」(サンマーク出版、2018年3月初版発行)という書籍の内容を元にお話ししたいのですが、この本には「脳のコンディションを整え、老化を防ぎ、脳のパフォーマンスを高めるには、ランニングがうってつけ!」であり、さらにその方法が書かれていたからです。その好影響、半端ないです!

ランニングされている方はたくさんいらっしゃいますが、僕のようにただ漫然とランニングをしているだけだと、せっかく身体を動かしていても、その恩恵をみすみす逃している可能性があります。

それはとてももったいない!

時間に追われる現代の社会に生きるからこそ、ランニングの身体に与える効果を具体的に知って、普段のランニングをもっと効率的に生活に活かすことはとても重要だと思っています。

 

脳に対してどんな良い影響があるの?

この書籍は「運動が脳へ与える影響」について書かれているんですが、多くの研究結果を引用していることが特徴です。ちなみに、著者のアンダース・ハンセンさんは、ノーベル医学賞決定機関「カロリンスカ研究所」で研究員として働いていた脳研究者の方です。

ここでは皆さんにぜひお伝えしたい脳への好影響を3つ紹介したいと思います。

 

①抗ストレス効果

人はストレスを感じるとストレスホルモン(コルチゾール)が分泌されて、血中濃度があがります。これは脳が「ヤバイ!危険かも!」と生存があやういと勘違いして、心拍数が上がっている状態だそうです。

では、運動をするとどうなるのか? 実は心拍数が上がるような激しい運動をすると、同様にコルチゾールの血中濃度が上がります。

「えっ、じゃあ走るのって身体に悪いんじゃん!」ってなりますが、ここで終わりません。この運動を習慣化することにより、心拍数が上がることに身体が慣れ激しい運動をしてもコルチゾールの分泌が抑えられるようになります。

さらに、激しい運動以外のストレスを感じる状況に陥った場合でも、コルチゾールの分泌が抑えられるようになる・・・つまり、「運動を習慣にすることにより、今までストレスを感じていた状況であっても、ストレスを感じにくくなる」ということです。

簡単にいうと運動すれば、怒りっぽくなくなるってことですよね。

みんなもっと運動すれば、もっといい社会になると思います!

 

②集中力を高める

脳は、入ってきた情報が自分にとって必要かそうでないかを判断しています。

もし必要だと判断した場合、神経伝達物質であるドーパミンを放出します。ドーパミンが大量に出ている間はポジティブな気持ちになり、もう一度同じことをしたくなるので、他の情報を遮断し、そのことに集中できるようになります。しかも、ドーパミンは自制心(その場の思いつきで行動せず目標を定めてそれを達成しようとする)を生む脳の部分「前頭葉」に多大な影響を与えることも知られています。つまり、ドーパミンを増やすこと+前頭葉を強化することが集中力を高めることにつながります。

実はドーパミンが増える条件は解明されていて、運動をした直後にドーパミンが増え、それは数時間持続する。また身体にかかる負荷が大きいほど効果があるそうです。これは身体に負荷がかかると脳はそれが生死にかかわる状況と勘違いして集中力が高まるのだそうです。

前頭葉は運動を習慣化することで強化されるそうです。

ですので、運動を始めてすぐに効果を実感することは難しいですが、数ヶ月運動を続けることで効果がでるそうです。

 

③創造性の発揮

創造性は、様々な視点から関連があるアイディアをたくさん生む能力を指します。

運動することで効果があがり、身体にある程度の負荷がかかるようなランニングを30分した後、数時間程度は続くそうです。しかし、疲れると逆効果だそうです。

運動することによって、ドーパミン分泌量は増やすことができますし、脳各部の機能の活性化もできるので、良いアイディアを生む効果が向上します。

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運動の脳への好影響まとめ

運動による脳への影響をまとめた表を載せておきます。興味があればみてください。

なお、「推奨される運動内容」ですが、個人差が大きいことから研究で裏付ける具体的な運動量や時間を示した絶対的なプログラムというものはまだ存在しないようです。あくまで目安としてください。

 

表  運動による脳への影響まとめ

 

脳にまつわる常識

「一流の頭脳」には現在の脳の常識がいくつか出てきます。面白いと思った話を3つピックアップしました。

 

表  脳の常識まとめ

 

脳によいランニング方法

脳へ好影響をまとめましたが、各効果により推奨される運動に若干の違いがありました。

総合すると以下のような内容でした。

多くに共通する点は「心拍数が上がる程度のきつめの運動」「効果が表れるまで継続が必要、あるいは継続により効果大」があることです。

 

抗ストレス、集中力改善、知能指数向上、老化防止

・種類:有酸素運動

・強度:少しきつい位(心拍数が上げることが重要)

・時間:20分~30分程度/回

・頻度:運動を習慣とすること(週3回程度)

 

記憶力向上、創造力向上

・暗記物は運動しながらがベスト、運動後もしばらく続く

・創造力は運動後の数時間続く

・連想記憶には筋トレが効果的

 

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まとめ

皆さん、いかがでしたか?? 思った以上にすごくないですか???

僕は運動の、ひいてはランニングの力を完全に舐めてました。消費カロリー分、ご飯がたくさん食べられるだけじゃないんですね。

今回、改めて強く感じたことは二つです。

1つ目は、狩猟採集生活をしていた人の祖先が生き延びる確率を上げるために「動くこと(移動すること)」を身体に刻み、それが今日の自分たちの身体に息づいていて、太古の昔に想いを馳せることができるということ。なんだかロマンを感じました。

2つ目は、「持久力がある人ほど老けない、老化が遅いと言われている」という「老化防止」の話題が出てきましたが、今、人生100年とか叫ばれていますが、年を重ねるにつれて、老け込み病気がちで身体が思うようにうごかないでは寿命伸びても意味がないですよね。サイヤ人じゃないですけど、20代~40代の身体の各部にトラブルを抱えていないうちに運動を始め、続けることなど、若々しい時代を長く続けるために働き方だけでなく生活習慣の考え方も変えていく必要があると強く思いました。ちなみに僕がこの本から学んで習慣にしたことは次の4つです。

 

・朝早く起きて、30分ほどランニングをする

・仕事は午前中が勝負と考えて取り組む(アイデア出し、判断)

・仕事中は座らず、立つ

・移動を徒歩にして、移動中にスペイン語単語などの暗記物をする

 

皆さんの普段のランニングに少しでも役立てれば最高です!人生楽しみましょう!

自分は健康面にとても興味があるので、今回出てきました筋肉から分泌されるマイオカインの最新研究の紹介記事もそのうち書いてみたいと思います!

 

では、またどこかでお会いしましょう!

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