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突然ですが質問です。みなさんは走ることはお好きですか?
おそらく「No」と答える人の方が多いのではないでしょうか。
しかし、近年のマラソンブームで、僕の周りには「私はランニングが趣味だ」という走ることに喜びを感じるクレイジーな人達がけっこういます。
身体を動かすにしても、ただ走るだけって、つまらないし、疲れるだけですよね。走ることが嫌いだった僕は、そこに娯楽があると言われても、なかなか想像するのは難しかったです。
しかしながら、現在の僕はどうかというと、毎日の生活にランニングを好んで取り入れています。そうです。走りたいがために走っています。
おそらく今、湘北高校で赤木晴子さんに「ランニングはお好きですか?」と聞かれれば、自信をもって「はい、私はランニングを好き好んでやっているクレイジーな人間です」と答えるでしょう。
ランニングが私の意見を180度近くも変えさせることができたのはなぜなのか。
自分の経験や感じたことを踏襲しつつ、書いてみたいと思います。
そもそも、マラソン・ランニングって本当に人気なの?(競技人口の比較)
マラソン・ランニングって本当に人気があるのか、どれくらいあるのかを数字で確認してみたいと思います。
まずは、競技人口を調べてみます。
今回は週一回程度、その競技を実施している人を競技者とみなすと、マラソン人口は549万人います。
この数字は全兵庫県民(約550万人)が週一回走るような規模です(イメージできますか??)。
では、その他のスポーツの競技者数はどうかというと・・・
ウォーキング1866(万人)
筋トレ1068(万人)
卓球104(万人)
バドミントン104(万人)
サッカー124(万人)
マラソン・ランニングの競技人口(競技別)
競技系種目(卓球、バドミントン、サッカー)の競技人口(競技別)
マラソンの競技人口は、ジム通ってる人の半分くらいで、球技やってる人の約5倍だというイメージですね。
また、球技のような団体スポーツは、全く経験がない状態で一から始めるのはハードルが高い一方で、ジムでの筋トレやランニングなどは一人でも比較的はじめやすいのも分かります。
よく考えたら学校のイベントでマラソン大会やるところがほとんどですよね。
正月休みには駅伝の放送するし、大人になってテニスしたことがないって人はいても、マラソンしたことない人という方は少ないのではないでしょうか。
一般市民ランナーはどんな人が多い?(マラソン競技人口の年齢層)
マラソン競技人口が確かに多いのはわかりました。では、何歳くらいの人に人気があるのかを見てみましょう。
これは過去の国内マラソン大会のアンケート結果を参考に調べました。
2017大阪マラソンの各年代比率(関西大学・読売新聞調べ)
2017 神戸マラソンの各年代比率(神戸大学大学院人間発達環境学研究科 生涯スポーツ研究室調べ)
こうしてみると、割合として多いのは30代~50代の方のようです。
働き盛りの方々ですね。また、60代や70代でも続けている人も10%程度おり、長く続けられるスポーツであることも特徴としてあるようです。
ランニングを始めたきっかけ
では実際に、彼ら彼女らがランニングを始めたキッカケが何なのか見てみましょう。
ランニングを始めたきっかけTOP10
上位5位に「運動不足解消、健康、ダイエット、ストレス解消」など、健康改善に関る理由がランクインしています。
働き盛りの30代~50代が健康診断などでひっかかったとか、お腹がでてきてダイエットしなければなどの理由が想像できます。このあたりが主流のきっかけのようです。
※また、第4位にランクインした「レース出場したい」はもともと運動する素地がある人の意見のように思います。筆者は6位、10位になりますかね。
マラソン人口や割合がわかったので、次回は「挫折する理由」や「続けられる理由」に迫りたいと思います。
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