海外マラソンと言えば、晴れやかなイメージがあるけれど、映画『スラムドックミリオネア』の舞台となった「ムンバイ」で開催される人気のマラソン大会「ムンバイマラソン」。
正直、「インドでマラソン!?まじで!?」、「誰が参加するん!?」とか思いましたが、当日を迎えたらビックリ! 4万人以上のランナーが参加していました。
ムンバイマラソンの人気の理由を実体験を元にご紹介!
Photo by Shinya
ムンバイで練習してみる
インドに行かれたことがある方はおわかりかもしれませんが、インドと言えば、人の多さと、異臭と、騒音、そして人も動物も入り混じる環境。
そこで大会前に、まずは練習をしてみました。
走れる場所を探してもなかなか見つからず、一日かけてやっと見つけた場所、海沿いのマリンドライブ。
夕陽を見に来る人や流行りの「スマホでの自撮り」をする若者たち…たくさん人がいるので、「あいつらなに走ってるんや?」と言う目で見られますが、気にせずに練習しましょう!
大会当日のコースを事前に慣れておくのにもお勧めです。
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スタート地点は有名な世界遺産
乗降客数がインド一多いと言われるチヤトラパティ・シヴァ―ジー・ターミナス(C.S.T.)駅がスタート地点。
昼間歩いているだけでは見ることのないライトアップされたこの世界遺産で記念撮影をしたり、スタートから盛り上がろう!
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給水サービスが感動!
インドで給水の水を飲んだら、絶対お腹痛くなるわ・・・。って偏見の塊のまま、給水ポイントへ。
そこで出てきたのは、紙コップではなく、手のひらにフィットする小さな小さなペットボトル。
ポケットにも入る大きさで、持ちやすくて飲みやすい!
人のこと思いやるなんてインド人なんて、見たことがない!
また足が痛くなってきた頃に幹部を冷やしてくれるアイシングサービスや、暑い時間に浴びたいシャワーミストゾーンもあり豪華なサービスも!
早朝から街中で応援の音楽が鳴り応援パフォーマンスも多数でした。
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ムンバイの子どもたちに支えられながら・・・
人、牛、スラム街、高層ビル…色々なものが交じっているムンバイ。
人口の多いインドという国、映画でも取り上げられたように大きなスラム街があるかと思いきや、すぐ横には高層マンションがそびえ立つ。
どんどん発展し続ける街の中で隠せない貧富の差。
生きるパワーみなぎる街で、子どもたちのきらめく笑顔を見て、様々な思いが全身を駆け回りました。
もらったものは笑顔だけではなく、水にチョコレートにオレンジに・・・。
途上国のスタディーツアーに参加すると、支援者としてはどうしても「負の説明」が多いけれど、マラソンは良いところもたくさん見ることができます。
良い意味で期待以上のものをもらえたムンバイマラソン。
頭で、身体で、目で、耳で、鼻でムンバイを感じながら走ってください!
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ムンバイマラソンの基本情報
■大会開催日
毎年1月頃
■気温・気候
朝から蒸し暑く、日中は30℃を越えるほど暑くなります。
そのためスタートも日の出前、太陽が出るまでにできるだけ走ることをおススメします。
手荷物預けはないので、捨てられるものをおススメ致します。
■エントリー方法
大会ホームページよりエントリーが可能です
「ラン(マラソン)で結ぶ」をコンセプトに、主に海外マラソンの情報と魅力を中心に発信しています。スタッフ全員が、マラソン(特に海外マラソン)が大好きで、たくさんの人に海外マラソンの楽しさを広めたいと思っています!