ここが変!?おもしろい!?世界のマラソン!海外のマラソン!
そんな変なところが海外マラソンの楽しさであり、魅力であると思いますが、実は大会にエントリーする時、既に「絶対この大会おかしいわ・・(良い意味で)」と思っていました。
そしていざ、走ってみると・・・、予想を超えておかしかったです!!
場所は、ペルーの首都であるリマから、バスで10時間ほど北にある「パカスマヨ」と言う街。サーファーの街で風が強く、歩いても街を一周するのは30分くらい。そんな小さな小さな街で開かれている大会をご紹介します。
Photo by Shinya
給水が袋
コップを節安するためなのか、給水の水が袋の中に!・・・こんな給水、見たことがない!
一番最初の給水で、袋を持った少年を見た時、思わず笑ってしまいました。笑
でも、途中であることに気づいたのです。コップの場合、そこで飲んでコップを捨てていくため、こんな暑い大会だと給水と給水の間に、とても喉が乾くんです。でも袋に入っているので、ポケットにインできちゃう!一つはその場で飲んで、もう一つはポケットにいれて走ってました。
Photo by Shinya
袋にいれると、スポーツドリンクがとても奇妙な飲み物に見えます
気になるコースは・・・
パカスマヨマラソンのコース説明をさせていただこうと思いました・・・が、コースと言うよりも、この大会にはコースらしいコースがありません・・・。半分くらいはコンクリートの上を走るので、道通り走ればいいのですが、残り半分は、砂浜というか、砂利というか、なんというか。一体ここはどこ?木星にでも来た気分。もっというと、道が合っているのかどうかも、定かではありませんが、とりあえずランナーは前に進むの一択!
Photo by Shinya
距離マークが雑
40km通過!!!!残り2km!!!
と思っていたら、すぐにゴールがありました。
これ、海外あるあるらしいです。
過去に、ケニアのハーフマラソン走った時、24kmでした。
Photo by Shinya
フルマラソンの参加人数は!?
ハーフマラソンや10kmマラソンを合わせると、300人ほどのランナー。
しかし、フルマラソン参加者はなんと28人でした!
前も後ろも誰もいない上、給水も少なく、応援もいない・・・、それなのになぜか、数少ないスタッフさんと住民の応援の方々には、とても温かみを感じました。
Photo by Shinya
たまにポツリとコース上に少年が座っています。「コース合ってるよ」の目印。
Photo by Shinya
メダルや給水所などは手作り感が満載で、小さい大会独特の楽しさがあり、これも異国でしか味わえないマラソン大会の楽しさだったなと、今思えば感じられます。走り終わった直後は、衝撃すぎてしばらく呆然となりましたが。是非ペルーに行かれた際にはチャレンジしてみてください!
衝撃で顔が真っ赤になった千葉慎也氏
パカスマヨマラソンの基本情報
■大会開催日
毎年7月
■気温・気候
初夏のような気温ですが、風が強いため、体力はより奪われます。
■エントリー方法
大会ホームページよりエントリーが可能です
費用は約1000円(破格!2016年の場合)となっております。
http://maratoninternacionaldepacasmayo.com/
「ラン(マラソン)で結ぶ」をコンセプトに、主に海外マラソンの情報と魅力を中心に発信しています。スタッフ全員が、マラソン(特に海外マラソン)が大好きで、たくさんの人に海外マラソンの楽しさを広めたいと思っています!