日本中を走られているランナーであれば、一度は海外マラソンに挑戦したい!と思われている方も多いはず。または、普段は走られていない方でも、いつか海外で走ってみたいと思われている方も多いかもしれません。今回は「海外マラソンに出てみよう!」と思ったときの出場方法や注意事項を纏めてみました。
個人で参加する場合
個人で参加される場合は、自分で大会のホームページにアクセスし、エントリーする必要があります。ホノルルマラソンやメジャーで有名なマラソンであれば、日本人ランナーも多く、日本語で表示されたホームページがある場合もあります。ただ一般的には英語などを解読する必要があり、大会を探す場合にも英語で検索(「paris marathon」など)する必要があります。とは言っても、慣れてしまえば難しいことではなく、英語ができなくても、辞書を片手にエントリーはできます。
団体で参加する場合
個人でエントリーされて個人で海外マラソンに参加することに比べると、旅行会社を通すことで割高になります。航空券やホテルなどを自分で選べないことはデメリットですが、個人で参加するのに不安がある方は、旅行会社のツアーに参加される安心ですので、レースに集中できるかもしれませんね。
参加するに当たっての注意事項
実際に海外マラソンに参加して、注意したこと、やっておけばよかったことをご紹介します。
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■完走セットは日本から持っていこう!
レース中に飲むエネルギージェルなどは、日本から持っていくことをおススメします。もちろん海外のエキスポなどでも販売していますが、やっぱり日本人の口には合わないことがあります。ポカリスエットや飴なども持っていかれることをおススメする他、行かれる国によっては、大会当日の朝食のためにお餅なども持って行かれた方が安心だと思います。インドのマラソンに出た時は、食べ物がなく、バナナ一本探すのも大変でした。
■時差の計算
海外に行く時に避けて通れないのが、時差。安い航空券や、ツアー内容によっては、大会の前日に到着することも想定されます。私は、ホノルルマラソンに参加した時、前日のお昼に到着し、時差の影響で全く眠れず、また深夜の2時に起床ということで、疲れが溜まった状態でスタートしました。
■眠れない時は・・・
フルマラソン前日は、何度走っても緊張するものです。それが海外となれば、気持ちも高ぶり、ますます眠れないことが予想されます。「ねむれないーー!」と思うと、焦りが焦りを生み、ますます眠れなくなりますが、安心してください。眠れなくてもいいんです。目をつむり、布団に入って体を休めるだけでも十分に意味があるので、焦らずゆっくり横になってみてください。
■気候・気温の違い
これは注意というよりも、「楽しさ」です。気候も気温も文化も空気も違う。そこを走れると言うのは、本当に楽しいことですが、気温のチェックは事前にしてくださいね。
■声援に応えてみてください
海外マラソンの一番の醍醐味と言えば、「コミュニケーション」です。シャイな日本人とは違う異国の地、ランナーも応援もスタッフも感性豊かで、とびっきりの笑顔で応援してくれます!
それに応えて走ると、楽しさは何倍にも膨れ上がります!
仮装すると、より一層忘れなれない思い出になるかも!?
是非、海外マラソン参加してみてくださいね。
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持っていくと便利なもの
●使い捨てレインコート
ヨーロッパなど一部の地域では、スタート前とレース中の気温差が大きい地域があります。早朝はかなり冷え込み、日中は25℃くらいまであがる可能性もあるので、捨てられるレインコートがあると便利です。
●現金
パスポートを含め貴重品はホテルの貴重品ボックスに預けておくべきですが、万が一レース中にトラブルがあった時のことを考え、ホテルまで帰る交通費やドリンクを買うために10ドル程度は持って走った方が無難です。手荷物は基本的には「安全」
●壊れてもいいコンパクトなカメラ
せっかくの海外マラソン。走っていると必ず「カメラを持ってきたら良かった・・・」と思う景色が現れます。スマートフォンでも構いませんが、どうしても落として壊す可能性もあるので、出来れば壊れても良いコンパクトなカメラがあると便利です。
いかがでしたか? 是非一度、あなたの好きな国でマラソン大会に出場に挑戦してみてください。
「ラン(マラソン)で結ぶ」をコンセプトに、主に海外マラソンの情報と魅力を中心に発信しています。スタッフ全員が、マラソン(特に海外マラソン)が大好きで、たくさんの人に海外マラソンの楽しさを広めたいと思っています!